第8回全日本ノーギオープントーナメント&第14回全日本ノービス柔術オープントーナメント結果と初めての試合に出るタイミングについて

パラエストラ天満代表の赤尾です。
5/28(日)丸善インテックアリーナにおいて行われた第8回全日本ノーギオープントーナメントと第14回全日本ノービス柔術オープントーナメントにパラエストラ天満から7名の選手が出場しました。

各選手の結果は以下の通りです。

【全日本ノーギ】

赤尾代表
階級別…1回戦負け
無差別…1回戦負け
両方とも一コケでした。
代表として情け無い限りです、鍛え直します!


今治インストラクター(所属は吹田柔術で出場)
階級別…1回戦負け
今治インストラクターもらしく無い動き連発で1回戦敗退となりました。
次の試合に勝つまで断酒するそうです。


柴田紗希(所属は大阪府警ブラジリアン柔術倶楽部で出場)
階級別…優勝
無差別…優勝
階級&無差別のW優勝。
元柔道エリートですが柔道技にこだわる事なく真摯に寝技に取り組み成長の幅が伺えます。


高松大空
階級別…優勝
ワンマッチ対決でしたが見事勝利。
元々の身体の強さと真面目な練習態度でメキメキ強くなってます。


太田洋平
階級別…優勝
無差別…3位
階級別は1人優勝、オープンクラスは悲しみのアキレスで瞬殺と言う結果に終わりほろ苦いノーギデビューとなりました。
腐らずまたエントリーしましょう。


【全日本ノービス】

井村誠
階級別…3位
本来はマスター3カテゴリのところ果敢にマスター1にチャレンジしました。
バックエスケープを練習しておきましょう。


溝口泰央
階級別…準優勝
柔術デビュー戦でしたが落ち着いた試合運びで初戦は見事勝利。
決勝はパラエストラ東大阪の岸本さんに敗れましたが初戦にしてはかなり良かったと思います。
6/25のレグナムJAMにもエントリーされるそうなので引き続き練習しましょう。


大会結果は以上となります。


ここからは試合に出る基準についての代表としての考えを書いていきたいと思います。

初めての試合に出るにあたってよく「強くなってから試合に出たい」と言う声を聞きます。

このことについて私が思うのはそれは大きな遠回りということです。

そもそも試合に出ない限り実際に試合において何が起こるか、何が出来て何が出来ないのかは分からないのです。
100回練習するより1回試合に出るほうが分かります。
何が起きるか分からないまま練習を続けると言うのは大きな遠回りではないでしょうか?


もちろん試合に出るのはすごく緊張しますしプレッシャーもあります。
私も何十試合とこなして来ておりますが未だに試合は緊張します。

しかしそこを乗り越えていけば後は試合では究極勝つか、学ぶかしか無い訳です。
試合に出なければ気付けない事は本当にたくさんあります。

勝負事に負けたく無いと言う人の気持ちも分かりますが、試合に出る限り必ず結果として勝ち負けは付いてくるのは仕方のない事です。
そこを受け入れなければ前に進むことは出来ません。
これは私の人生観でもありますが挑戦しない事こそが最大の敗北なのだと思います。

特に柔術やグラップリングなどは年齢や体重、帯色などの経験を合わせて試合を行うため比較的安全に取り組める競技なのでタップをするタイミングと大まかなルールを把握していれば試合に出ても良いと思います。


試合に出ることは大きなプレッシャーがありますが試合はやはり格闘技の醍醐味で格闘技の試合でしか味わえない緊張感、充実感は間違いなくあります。

試合をせず練習だけをするのは格闘技の楽しさの半分も味わえていないと思います。
本当に楽しく、自分自身を成長させてくれるものなのでぜひ一人でも多くの方に試合を経験してみてもらい格闘技の本当の魅力を知ってもらいたなと思います。


色々と偉そうな事を書きましたが代表の私もまだまだ格闘技の修行の道半ばです。
この果てしない修行の道を会員の皆様と共に楽しんでいきたいと思います!