アウトプットする大事さ

パラエストラ天満代表の赤尾です。
パラエストラ天満では通常はクラスレッスン制の練習スタイルを取り入れてますが、金曜日の11時〜13時に柔術、グラップリング (奇数月が柔術、偶数月がグラップリング)のフリートレーニングの時間を設けております。

このクラスでは5分間ずつ自由にお互い技を掛け合うと言う練習をしておりますが、いざ自由に技を掛けててみましょうと言うと大抵の人が何をして良いのか分らないと言う状態になります。

これはクラスレッスン制の弊害とも言えるのですがクラスレッスン制と言うのは予めインストラクターが用意したテクニックを受動的に学ぶ言わば「インプット」のスタイルです。
もちろんこれはこれで良い面はあるのですが、自分自身で考えると言う力を奪ってしまうのではないかと言う側面もある気がします。

本当に技術を身に付けるというのはスパーリング、あるいは試合のランダムに相手が動く流れの中で最適なタイミングで技を出せる状態のことを言うのだと思います。
そのためには自身で考えて発する「アウトプット」が大事になってきます。

また自身で課題とするテクニックを研究する時間も非常に大切です。
受け身で教わった事と自身で試行錯誤しながら身につけた技術ではやはり後者の方が身に付くと思います。
普段のクラスの中ではなかなかそう言った技術を深く研究する時間がないのでこの時間を設けました。


初心者の方は少し来づらいかも知れませんがそう言った方はとりあえずレッスンで学んだ技術を持ち込んで質問してみてください。

復習にもなりますし質問することも聞きづらいかも知れませんが、意外とそう言った質問から教える側も気付きがあります。
少なくとも私はその中で気付きを得ています。

また質問する事自体が立派なアウトプットと言えます。
質問する時点でその技術について考えていると言う状態ができていると言えます。
良くないのは何も考えずに言われた事だけを練習しているような状態です。

あとこれはNGですが相手が聞いていないのにガンガン自分のやり方や技術論を相手に押し付けたりしないようにしましょう。結構嫌われます。


本日は以上となりますが、この記事を見て気になった方は金曜日の11時〜13時、パラエストラ天満でお待ちしております!!